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カセットテープのCD化 MDのCD化
家庭のパソコンとその周辺機器を利用して
ここでは主にカセットテープに録音された音楽などをCDにする方法を紹介します。
 MDからCDを作る(MDのCD化)にも応用できます。
なぜCD化するのか?
一番の目的は、録音された物をデジタル化して、それ以降の劣化を出来るだけ防ぐことです。
例えばこんな場合に

 
自分で録音した音楽などを保存。
 子供の声など、二度と録音できない大切な物を保存する。
 踊りやバレエなど練習で、何度も繰り返し使う物の原本として取っておく。
 カラオケなど自分用で作ったテープの元として保存する。


理由は他にもたくさんあるかと思います。
デジタル化とは、ここではわかりやすくCDにすると書いてありますが、
他には、MDやパソコン内で処理できる方式や、MP3等の携帯型音楽プレーヤーで使える方式にすることの一つです。
元はカセットテープに限らずレコードやオープンテープ、MDからCDにすることも出来ます。

必要な機材が揃わない、綺麗に出来るか心配、
自分でやるのは面倒という場合は、こちらで紹介しています
専門の技術で高品質に仕上げます!


業務用の専用機器などを使用して、カセットテープ→MD、MD→CDなど行います。

どうすればいい?
ここでは、表題の通りカセットテープからCDを作る方法を説明します。
まず必要な物は

 パソコン(CD-Rドライブ)
 カセットテープを再生できる物(ラジカセなどでも出力端子があればOK)
 パソコンとカセットテープ再生機を接続するインターフェース
 
データを焼き付けるためのCD-Rメディア

大まかには、これだけです。

大体の流れは、

 1.カセットテープを再生して、一曲ずつパソコンに録音します。
 2.必要であれば、編集します。
 3.CD-Rに焼き付けます。


これだけです。

CD-Rメディアは、色々な物が購入可能ですが、海外メーカーなどの格安品は、
  粗悪な物も多く日本製の物をお勧めします。



基本的に、どれでも利用することが出来ます。
音楽用とデータ用の違いは、詳しい説明は省きますが、品質が同じであれば、ほぼ金額のみです。
(長期保存や大切な録音には、品質の高いものをお勧めします。)
音楽用の方が音が良いという話も聞きますが、書き込みや再生する環境の方が大きく影響されてくると思います。

一番安く手軽に入手できるのが、データ用です。

必要な物を細かく見ていくと
・パソコンは、OSにWindowsXP以降が搭載されている物であれば、ほとんど問題ありません。
CD-Rドライブも搭載されていると思います。(スーパーマルチドライブなどでも可能です。)
         

・次にカセットテープを再生する物ですが、基本的には、ライン出力端子(下図)がついている物であれば、利用可能です。

    このような赤白の差し込み口です。
  この他に、ヘッドホン出力(6.3φステレオ標準端子・2.5φステレオミニ端子)などでも可能です。
  機器の形状に合わせて、接続用のケーブルを用意して下さい。  



SANWA SUPPLY
KM-A1-10
 
SANWA SUPPLY
KM-A2-10
 
SANWA SUPPLY
KM-A4-10
この他にも、いろいろなメーカーからいろいろなグレードの接続コードが発売されています。
あえて高額な物を買う必要なありません。
無名の粗悪な物以外ならば、量販店などで売っている物でも問題はないと思います。



再生機とパソコンを接続するインターフェースですが、パソコン側にLINE IN端子があればそれでもかまいません。
  USBで接続する外付けの物もあり、こちらの方が音質的に有利です。
 内蔵型もありますが、USB接続型の方が接続などが簡単です。


USB接続のインターフェースにはこのような物があります。
現在は生産完了の物もありますので、リンク先から関連商品を検索することが出来ます。
  この他にも、多種多様な物が発売されています。
最低限必要な機能として、アナログでステレオ入力できる機能が必要です。
(赤と白の端子や、イヤホンなどに使われる端子)

各メーカーの紹介ページなどを参考にして下さい。
Sound Blaster Easy Record SB-EZREC USB Sound Blaster Digital Music PX SB-DM-PXV


作業手順は
CREATIVEのSBDMUPXを利用している状態で説明していきます。
多少の違いはありますが、パソコンのLINE IN端子や他のインターフェースを利用している場合もほとんど同じだと思います。
OSは、WindowsXPを使用しています。


1.まずは接続です。
 SBDMUPXをパソコンのUSB端子に接続します。(ドライバ等のインストールは終了している物とします。)
  SBDMUPXとカセットテープ再生機を下の図のようなケーブルで繋ぎます。
    色を合わせてしっかりと接続します。(RCA ピンコードを利用する場合)

2.パソコン側の設定です。
  コントロールパネル → サウンド、音声、およびオーディオ デバイスと選んでいき、サウンドとオーディオ デバイスを開きます。


オーディオタブを開き録音のところを確認します。
図は、SBDMUPXを接続しているので

Sound Blasterとなっていますが、
外付けのインターフェースを使わないときなどは、
Avance AC97 Audioなど違う表示の時もあります


録音の音量ボタンを押します。


左図のようなボーリューム調整が出るので、ラインインを選択し
音量のつまみを上の方にあげます。

つまみは、うえに上げるほど入力される音が大きくなります。

3.録音ソフトの準備。
  ここではSBDMUPXに付属のCreative WaveStudioを使いたいと思います。
  操作は至って簡単で直感的に分かりやすいソフトだと思います。
  
このアイコンのソフトです。Wクリックして起動します。

4.録音開始。
 Creative WaveStudioを起動するとほとんど真っ白な感じで起動すると思います。
  これで準備完了です。

  
 上の方にこのような操作パネルがあります。
 この中の赤丸を一度クリックすると、それで録音が開始されます。
 録音を開始した状態で、カセットテープ再生機をスタートさせれば、パソコンに録音されます。


 適当なところで■の停止ボタンを押せば録音が停止し、メニューのファイルから保存をすれば、
   それまでの録音が完成しパソコンに保存されます。

ファイルの保存形式について
ここでは、音楽CDを作成することを目的としているので、拡張子がwavの形式で保存します。
通常 wav は、非圧縮・リニアPCMのデータです。
さらに、記録方式として44.1KHz 16bit 、48KHz 16bit 、96KHz 24bitなどいくつかの仕様があります。
音楽CDは、44.1KHz 16bit ステレオ方式ですので、この方式でwavファイルを保存してください。

他にmp3形式もあります。
こちらは、圧縮データであるため、wavに比べてファイルのサイズが小さく扱いやすくなっていますが、
音楽CDを作るための保存形式としては、おすすめできません。
(圧縮することにより、音質が劣化してしまうため。)
  必要な回数(曲数分)繰り返し、出来上がったファイルをパソコンに付属しているCD作成ソフトなどでCDに書き込みすれば完成です。
  CD作成ソフトは、種類がいろいろありますので、それぞれ操作方法が異なります。
  作成時に注意することは、"音楽CD"を作るので、音楽CD作成などと書かれたメニューを探して、選んでください。
  データ用CD作成でも作業は進められますが、音楽CDにはなりませんので、ご注意を!

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